板橋で創業70年目。人と服に向き合い続ける老舗クリーニング店「日動クリーニング株式会社」
板橋の街とともに歩み続けて約70年
板橋区にある日動クリーニング株式会社は、昭和31年に創業した老舗クリーニング店です。
創業当時、この地域には米軍関係者が多く暮らしており、外国人向けの洋服クリーニングを手掛けていたことが始まりでした。
現在は二代目である代表が事業を引き継ぎ、地域に根差したクリーニング店として営業を続けています。
板橋区内でも長い歴史を持つクリーニング店の一つであり、近年は後継者不足や高齢化によって廃業する店舗が増える中、今なお多くのお客様に支持されています。
(当時の西が丘周辺の様子については、戦跡紀行ネット様の記事も参考になります)
参考:https://senseki-kikou.net/?p=8683
「この人が洗ってくれる」が伝わるクリーニング
近年は大型チェーン店が増え、工場で大量処理されるクリーニングが一般的になりました。
一方で日動クリーニングは、お客様の衣類を一着一着確認しながら対応する昔ながらのスタイルを大切にしています。
シミの状態や素材、生地の特徴を見極めながら、その衣類に合った方法で洗浄や仕上げを行うため、「安心して任せられる」と長年利用するお客様も少なくありません。
また、衣類にはそれぞれ持ち主の思い出や背景があります。
「彼女にもらったパーカーだから綺麗にしたい」
「長年大切に着ている洋服だからなんとかしたい」
そんな想いに応えることも、クリーニング店として大切な役割だと話します。
単に汚れを落とすだけではなく、お客様の大切な一着を預かる仕事だからこそ、責任感を持って向き合い続けています。

紹介が紹介を呼ぶ地域密着の商売
日動クリーニングの特徴の一つが、長年積み重ねてきた信頼関係です。
近隣のクリーニング店が閉店する際には、
「お客様をお願いできませんか」
と相談を受けることも多く、実際に紹介によって利用を始める方も少なくありません。
板橋区内だけでなく、池袋方面のお客様や、遠方へ引っ越した方から依頼を受けることもあります。
中には三重県から衣類を送ってくるお客様もいるそうです。
これほど長くお客様との関係が続くのは、技術力だけではなく、人と人との信頼関係を大切にしてきた証と言えるでしょう。
スポーツ選手や著名人とのご縁も
店舗の近くにはナショナルトレーニングセンターがあり、これまで多くのスポーツ選手や関係者の衣類を預かってきました。
オリンピック選手やパラリンピック選手、各競技のコーチなど、さまざまな方とのご縁が生まれているそうです。
もちろん、特別なお客様だけではありません。
地域に住むご家庭や会社員、経営者の方々など、多くのお客様の暮らしを支える存在として、日々営業を続けています。


「目の前の仕事を一生懸命やるだけ」
創業から約70年。
長く続く秘訣について尋ねると、代表はこう話してくれました。
「特別なことはしていません。目の前の仕事を一生懸命やるだけです。」
派手な宣伝や大きな店舗展開ではなく、一人ひとりのお客様と向き合い続けること。
その積み重ねが、地域に必要とされ続ける理由なのかもしれません。
代表の人柄が生む安心感

取材を通じて特に印象的だったのは、代表の温かく親しみやすい人柄でした。
地域の話、昔の板橋の話、お客様とのエピソードなど、どの話題にも自然と笑顔があふれます。
ご本人は冗談交じりに「犬と猫と小さな子どもには好かれるんだよね」と話されていましたが、その言葉通り、人との距離が近く、初めて会った人でも自然と打ち解けられる雰囲気があります。
長年お客様に愛され続けている理由は、確かな技術だけではありません。
「この人なら安心して任せられる」
そう思わせてくれる人柄も、日動クリーニングの大きな魅力の一つだと感じました。
地域に根付くクリーニング店として
大量生産・大量消費の時代になっても、大切な衣類を丁寧に扱ってほしいと願う人は少なくありません。
板橋の街で約70年。
地域の暮らしとともに歩み続けてきた日動クリーニング株式会社。
これからも多くのお客様の大切な一着を守り続けていくことでしょう。
会社概要
| 会社名 | 日動クリーニング株式会社 |
| 代表者 | 白石 佳久 |
| 所在地 | 〒174-0053 東京都板橋区清水町71-2 |
| 創業 | 昭和31年7月4日 |
| 業種 | クリーニング業 |
| 主なサービス | ドライクリーニング/ランドリー/ジュータン・カーペットクリーニング/カーテンクリーニング/事務服クリーニング/着物クリーニング/丸染・洗張/洋服の修理・リフォーム |
