マーケティング

Instagram運用は企業やお店にとって必要?メリットはある?

今や情報の発信や収集の中心となっているSNS、企業やお店も自社の商品や

サービスを広くアピールするのにSNSを活用しない手はありません。

今回は企業やお店がInstagramを運用する必要性やメリットなどについて 詳しく見ていきましょう。

Instagramは情報収集の中心になりつつある


企業やお店のInstagram運用が必要な理由としては、

この数年でInstagramはネットにおける情報収集の中心になりつつあるからです。

Marketing Research Campという調査会社の調査によると、スマホで流行ファッションの

情報を収集するツールとしてInstagramの割合が大幅に増えています。

2016年から2019年と少し古いデータではありますが、

2016年は17.1%だったのが2019年には29.4%まで上昇しています。

2016年にはGoogle検索の半分以下だったものが、2019年にはGoogle検索よりも

Instagramで情報を収集している人が多くなっているのです。

Instagramでの情報収集をメインとしている人が増えていますから、

自社の商品や サービスをアピールするのに企業やお店のInstagram運用は必要というわけです。

Instagramでの情報収集が商品やサービスの購入・利用に繋がる


単にInstagramで情報を収集しているだけでなく、Instagramでの情報収集が

実際の商品やサービスの購入・利用に繋がるケースが多くなっています。

Marketing Research Campの調査によると、Instagramで知った商品・サービス・店舗・

施設を実際に購入・利用した人は半数を超えています。

Instagramで興味を持った商品やサービスを実際に使ってみようと考える人が

かなりの割合で居るということです。

影響を受けて実際の行動に移すユーザーがInstagramには多いので、

商品や サービスをアピールするのに企業やお店はInstagramを運用した方が良いわけです。

Instagram運用のメリット


企業やお店がInstagram運用するメリットとしては「無料で簡単に商品やサービスの

アピールができること」が挙げられます。

Instagramは誰でも無料でアカウントを作れて、

Instagramのルールに反しない限りは自由に好きなことを投稿できます。

それでいてInstagramには国内だけで約3300万人のユーザーが居ますから、

一定程度の宣伝効果が期待できるのです。

従来は一定程度の宣伝効果が期待できるPRを行うにはそれなりの費用が

かかりましたが、現在はInstagramを利用すれば無料でできてしまいます。

またストーリーズのアンケート機能を利用すれば商品やサービスに対する不満点、

Instagram投稿の改善点についてのユーザー目線の意見が集められます。

費用をかけずに宣伝効果が得られて商品やサービスの改善にも役立つのは、

企業やお店にとってはこの上ないメリットではないでしょうか。

消費者との距離が縮まる


Instagram運用には企業やお店と消費者との距離が縮まるというメリットもあります。

特定の人や物の情報に頻繁に接していると、

会ったことや使ったことが無くても何となく親近感を覚えるようになるのです。

実際に芸能人のSNSをチェックしていると、

TVなどメディアで見ているだけの時よりも距離が近くなったように感じますよね。

Instagramで商品やサービスの情報に接することで距離が近くなり、

実際にお店などで見かけた際には購入・利用といった行動に繋がりやすいわけです。

視覚的アピールがしやすい


Instagramは画像や動画の投稿が中心なので、

ユーザーに視覚的アピールがしやすくなっています。

同じSNSでもTwitterやFacebookはテキストが中心で、

画像や動画はおまけといった感じです。

テキストよりも画像や動画の方が情報が伝わりやすいですし、

見ている人の印象に残りやすいです。

企業やお店のロゴ、商品やサービスのブランドロゴを視覚的にアピールして 興味を持ってもらえると、

購入・利用といった行動に繋がっていきます。

Instagramは販売促進ツールとしても使える


Instagramは商品やサービスの情報を提供するだけのツールではなく、

商品やサービスを販売するツールとしても使えるのです。

投稿した商品の写真に商品名と値段のタグを付けて、タグをタップすると商品の

販売ページに誘導できる「ショッピング機能」がInstagramには実装されています。

また費用はかかりますが、フィードやストーリーズ、発見タブに広告が出すことも可能です。

商品やサービスの種類によっては一方的な情報発信だけでは購入・利用といった

行動には結びつきにくいこともあります。

ショッピング機能や広告を利用することで、

一方的な情報発信にならずにユーザーの能動的な行動にむすびつけやすいのです。

ハッシュタグの活用でフォロワー数に関係無く情報を拡散できる


企業やお店がSNS運用で頭を悩ませるのがフォロワー数の伸び悩みですが、

Instagramではフォロワー数に関係無く情報の拡散ができます。

Twitterにはリツイート、

Facebookにはシェアという自分の投稿を他の人が拡散してくれる機能があります。

ただリツイートやシェアによる拡散にはフォロワー数が重要で、

フォロワー数が多くないとそれほどの拡散力は期待できません。

Instagramにはリツイートやシェアのような機能は無く、

代わりにハッシュタグが大きな役割を果たしています。

ハッシュタグをフォローするといったこともできるため、

ハッシュタグを上手く活用すればフォロワー数が少なくても情報を拡散させられるのです。

ハッシュタグの使い方次第ではInstagramを始めてすぐに投稿した情報が爆発的に

拡散するといったこともありえます。

UGCが獲得しやすい


Instagramで情報を発信することで「UGCが獲得しやすくなる」というメリットもあります。

UGCは「User Generated Content」の略で、

簡単に言うと商品やサービスの利用者がネットに投稿する口コミのことです。

Instagramで情報を得て興味を持った商品やサービスを実際に使った人の大半が

Instagramに商品やサービスの感想を投稿します。

実際に使った人の投稿を見た人がまた商品やサービスに興味を持って使って感想を

投稿する、といったようにInstagram内で口コミが広がっていきます。

最近は使ったことがない商品やサービスは、

ネットで口コミやレビューをチェックして購入・利用を検討する人が多いです。

「悪名は無名に勝る」ではありませんが、あまり良くない口コミやレビューが

たくさん投稿されているよりも全く口コミやレビューが無い方が信用されにくいです。

Instagram運用でUGCを獲得することで、多少良くない評判が混ざっても商品や

サービスは信用されやすく購入・利用に繋がりやすくなります。

多くの企業やお店がネット活用においてUGCの獲得を重視していますが、

InstagramならUGCが獲得しやすいです。

まとめ


今やSNSは情報を発信・収集するメインツールとなっており、

その中でもInstagramは中心的存在です。

Instagramで存在を知った商品やサービスを実際に購入・利用したケースも多く、

これからの企業やお店のマーケテイングにはInstagram運用は欠かせません。

売上アップに繋がるInstagram運用には多少コツが要りますが、 ぜひInstagramを上手く活用してください。

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